エル・レトラート

基本的に私の作品は抽象画です。私の内向的な自分へのコムミュケーションの現れだといえるでしょう。作家として作品を制作しだしてから、私の仕事は、常に自分とのコムミュケーションでした。2016年、いろいろな条件のもと、スペインで肖像画との出会いがありました。私に肖像画の制作を託していただく方も現れました。肖像画というのは、私にとって、絵画をとうして、初めての自分以外とのコムミュケーションでした。肖像画を注文してくださる方とのコミュケーション、また、製作中に私と肖像画の主人公とのコミュニケーション、そして、完成後、私の制作した作品としての肖像画とその本人とのコミュニケーション。内向的な私の制作スタイルでは、画期的な変化でした。その制作の中で、抽象画の主人公達の普段のイメージからはなれ、その瞳の中の、表情の中の、人物をとらえようとして来ました。外見を追うのではなく、内面を描く肖像画の制作の努力をしております

[ngg_images source=»galleries» container_ids=»2″ display_type=»photocrati-nextgen_basic_thumbnails» override_thumbnail_settings=»0″ thumbnail_width=»240″ thumbnail_height=»160″ thumbnail_crop=»1″ images_per_page=»20″ number_of_columns=»0″ ajax_pagination=»0″ show_all_in_lightbox=»0″ use_imagebrowser_effect=»0″ show_slideshow_link=»1″ slideshow_link_text=»[Mostrar presentación de diapositivas]» order_by=»sortorder» order_direction=»ASC» returns=»included» maximum_entity_count=»500″]